ホームページを作る手段として代表的なのが「WordPress」と「ホームページ作成サービス(Wix、Jimdo、ペライチ、STUDIOなど)」などです。

無料ホームページ作成サービスは本当にお金がかからない?

WordPressって難しい?
どちらも手軽にホームページを作れる点は共通していますが、仕組みや向いている用途は大きく異なります。この記事では、両者を様々な観点から比較し、どんな人にどちらが向いているかを解説します。
ホームページ作成サービスとWordPressの市場シェアを比較
日本国内の市場シェア
2026年9月4日W3techs調べ。W3Techsは毎日更新されるため、今後変わる可能性があります。

→ WordPress 83.2%
→ Shopify 2.8%
→ Jimdo 1.9%
→ STUDIO 1.6%
→ Wix 0.3%
世界の市場シェア
2026年9月4日W3techs調べ。W3Techsは毎日更新されるため、今後変わる可能性があります。

→ WordPress 58.9%
→ Wix 6.1%
→ STUDIO、Jimdo、ペライチは主要ランキング外
数字から見てわかること
日本国内ではWordPressの一強状態
8割以上のシェアを占めており、日本国内でホームページを作るなら「事実上のスタンダード」と言える状況です。
制作会社や情報量、対応できる人材の多さもこの数字に比例していると考えられます。
世界と比べても日本の集中度は突出
世界全体でもWordPressはシェア1位ですが、58.9%と国内の83.2%に比べると差があります。
海外ではShopifyやWixなど、目的に特化したサービスがより分散して使われている一方、日本ではWordPressへの集中が特に強い傾向がうかがえます。
国内でWixのシェアが低い
世界では6.1%あるWixが、日本国内では0.3%と非常に低い数字になっています。
これは日本語対応やSEO面での使いやすさ、国内の制作会社・エンジニアの対応実績の差などが影響している可能性があります。
シェアの高さ=情報量・サポート体制の厚さ
利用者が多いということは、それだけトラブル時の解決策や制作事例、対応できる制作会社・エンジニアの数も多いということです。
特に日本国内でホームページを作る場合、WordPressを選んでおけば「情報が見つからず困る」という事態は起きにくいと言えます。
ホームページ作成サービスとWordPressの違い
| 項目 | ホームページ作成サービス | WordPress |
|---|---|---|
| 運営形態 | サービス提供会社のクラウド上で運用 | 自分でサーバーを契約して運用 |
| 初期費用 | 無料プランあり、安価に開始可能 | サーバー・ドメイン費用が別途必要 |
| 操作の簡単さ | ドラッグ&ドロップで直感的 | 慣れるまでやや学習が必要 |
| デザインの自由度 | テンプレートの範囲内に限定されやすい | テーマ・プラグインで高い自由度 |
| 機能拡張性 | サービス側が用意した機能のみ | プラグインで大幅に拡張可能 |
| SEO対策 | 基本的な対策は可能だが制限あり | 柔軟に対策でき情報量も豊富 |
| セキュリティ | 運営会社が管理してくれる | 自分で対策・保守する必要がある |
| データの所有権 | サービスに依存(引っ越しが難しい場合も) | 自分のサーバーなので移行しやすい |
| サービス終了リスク | サービス自体が終了すると引き継げないことも | 本体はオープンソースなので継続性が高い |
| スマホ対応 | 自動的にレスポンシブ対応されるものが多い | テーマ次第だが、多くの主要テーマは対応済み |
| ネットショップ機能 | 標準搭載のサービスが多い(特にShopify) | プラグイン(WooCommerceなど)で追加が必要 |
| サポート体制 | 公式のサポート窓口あり | 公式サポートはなく、コミュニティや情報検索が頼り |
| 多言語対応 | サービスによって対応状況にばらつきあり | プラグインで柔軟に多言語化できる |
| バックアップ | 自動でバックアップされることが多い | 自分でバックアップの設定・管理が必要 |
運営形態の違い
ホームページ作成サービスは、サービス提供会社が用意したクラウド上のシステムを「間借り」する形で運用します。利用者はサーバーの存在を意識する必要がありません。
一方WordPressは、自分でレンタルサーバーを契約し、そこにWordPressというソフトをインストールして運用する形式です。いわば「マンションを借りる」か「土地を借りて自分で建物を建てる」かの違いに近いイメージです。
初期費用の違い
ホームページ作成サービスは無料プランから始められるものが多く、ひとまず費用をかけずに試せます。ただし前述の通り、独自ドメインや広告非表示などを求めると有料プランへの移行が必要です。
WordPress本体は無料ですが、稼働させるためのサーバー費用(月額1,000円程度〜)とドメイン費用(年額1,000〜3,000円程度)は、開始時点から必ず発生します。
操作の簡単さの違い
ホームページ作成サービスは、パーツを画面上でドラッグ&ドロップして配置するだけで完成に近づくため、初めてホームページを作る人でも迷いにくい設計になっています。
WordPressも管理画面自体は分かりやすいものの、テーマの設定やプラグインの選定など、最初に理解しておくべき要素がやや多く、慣れるまでに一定の学習期間が必要です。
デザインの自由度の違い
ホームページ作成サービスは、用意されたテンプレートのレイアウト構造自体を大きく変えることは難しく、「テンプレートの枠の中で調整する」使い方が基本になります。
WordPressはテーマを変更したり、プラグインで機能を追加したりすることで、レイアウトやデザインをより自由に組み立てられます。凝ったデザインを実現したい場合は、その分コーディングの知識も必要になります。
機能拡張性の違い
ホームページ作成サービスで使える機能は、基本的にサービス提供会社が用意したものに限られます。予約機能やネットショップ機能なども、サービス側が対応していなければ追加できません。
WordPressは世界中の開発者が作った数万種類ものプラグインから必要な機能を選んで追加できるため、拡張性の面で大きな差があります。
SEO対策の違い
ホームページ作成サービスでも、タイトルやメタディスクリプションの設定など基本的なSEO対策は可能です。ただし、URLの構造やページの表示速度など、サービスの仕様上どうしても調整できない部分が残ります。
WordPressは、URLの構造から表示速度の改善、構造化データの設定まで細かくコントロールできるため、本格的にSEOに取り組みたい場合により柔軟に対応できます。
セキュリティの違い
ホームページ作成サービスは、システムの脆弱性対応やサーバーのセキュリティ管理をすべて運営会社が行うため、利用者側で特別な対策を取る必要はほとんどありません。
WordPressは自分でサーバーを管理する形式のため、アップデートやパスワード管理、不正アクセス対策など、セキュリティ面の責任は基本的に利用者側にあります。
データの所有権・引っ越しのしやすさの違い
ホームページ作成サービスは、多くの場合サービス独自の形式でデータが保存されているため、他社サービスやWordPressへそのまま引っ越すことができません。乗り換える場合は基本的に作り直しになります。WordPressはデータベースとファイルという汎用的な形式で保存されているため、サーバーを乗り換える場合でもデータを引き継ぎやすいという特徴があります。
サービス終了リスクの違い
ホームページ作成サービスは、運営会社の事業方針次第でサービス自体が終了したり、大幅な仕様変更が行われたりするリスクがゼロではありません。
その場合、蓄積してきたホームページを別の形で作り直す必要が出てきます。
WordPressはオープンソースソフトウェアであり、特定の一企業に依存しない形で世界中の開発者によって継続的に開発されているため、突然使えなくなるリスクは低いといえます。
スマホ対応の違い
現在ホームページを見る手段はスマートフォンが主流のため、スマホ表示への対応(レスポンシブデザイン)は必須の要素です。
ホームページ作成サービスは、パソコン用のデザインを作ればスマホ用の表示も自動的に最適化してくれるものが多く、特別な知識がなくても対応できます。
WordPressの場合は、利用するテーマがレスポンシブデザインに対応しているかどうかによりますが、現在配布されている主要なテーマの多くはスマホ対応済みです。
ネットショップ機能の違い
ネットショップを作りたい場合、ホームページ作成サービスの中でもShopifyのようにネットショップ運営に特化したサービスであれば、決済機能や在庫管理機能が標準で搭載されており、すぐに始められます。
WordPressの場合は、WooCommerceという専用プラグインを追加することでネットショップ機能を実装しますが、設定項目が多く、初期設定にはある程度の手間がかかります。
サポート体制の違い
ホームページ作成サービスには、多くの場合チャットやメールでの公式サポート窓口が用意されており、困ったときに直接問い合わせることができます。
WordPressはオープンソースソフトウェアのため、開発元による公式サポート窓口は存在せず、不明点があった場合は公式フォーラムやネット上の解説記事、または契約しているサーバー会社のサポートを頼ることになります。
多言語対応の違い
多言語でホームページを展開したい場合、ホームページ作成サービスは対応状況がサービスによって大きく異なり、多言語機能が用意されていないケースもあります。
WordPressは多言語化に対応したプラグイン(WPMLやPolylangなど)を追加することで、比較的柔軟に多言語サイトを構築できます。
バックアップの違い
万が一のトラブルに備えたバックアップについて、ホームページ作成サービスの多くは、保存や公開のたびに自動でページの履歴を記録し、過去のバージョンに戻せる「編集履歴・復元機能」を備えています。
自動バックアップはとってくれません。
例えばWixには、保存・公開のたびにサイトのバージョンを自動記録する機能があり、以前の状態に簡単に戻すことができます。
ただし、サイトデータを外部にダウンロードして保管することは基本的にできないサービスが多いです。
その為「サービスが終了した場合にデータだけ持ち出す」といった使い方には向いていません。
WordPressは、バックアップ用のプラグインを導入したり、契約しているサーバーの自動バックアップ機能を有効にしたりすることで、データを外部に保存する事が出来ます。
ホームページ作成サービスとは?
ホームページ作成サービスとは、専門的な知識やコードを書かなくても、Web上で簡単にホームページを作成・公開できる、サーバーやホームページ作成機能などがセットになったサービスです。
代表的なものには、
- Wix
- STUDIO
- Jimdo
- ペライチ
などがあります。
- サーバー契約が不要
サービス提供会社が用意したサーバー上でホームページが運用されるため、利用者がサーバーを別途契約する必要がありません。 - ドラッグ&ドロップで直感的に作成できる
テキストや画像のパーツを画面上で配置していくだけで、コードを書かずにデザインが完成します。 - テンプレートが豊富に用意されている
業種やデザインテイストに合わせたテンプレートが多数用意されており、選ぶだけである程度完成されたデザインになります。 - 保守・セキュリティ対策もサービス側が対応
システムのアップデートやセキュリティ対策は運営会社側が行うため、利用者が意識する必要はほとんどありません。
一言でいえば、「ホームページ制作に必要な技術的な部分をすべてサービス側が肩代わりしてくれる、オールインワン型のツール」と言えます。
その分、後述するようにカスタマイズの自由度には制限があります。

ホームページ作成サービスは無料で利用できるの?

多くのホームページ作成サービスには無料プランが用意されていますが、実際に本格的なホームページとして運用するには有料プランへの加入が必要になるケースがほとんどです。
詳しく説明していくね。
無料プランでは、以下のような制限がかかることが一般的です。
- 独自ドメイン(〇〇.comなど)が使えず、サービス名の入ったURLになる
- サービスのロゴや広告が強制的に表示される
- 利用できるページ数や機能、容量に制限がある
- 独自のメールアドレス(〇〇@自社ドメイン)を作成できない
そのため、「無料で試してみて、本格的に使うなら有料プランに切り替える」という位置づけで考えておくのが実情に近いです。
無料プランと有料プランの主な違いは以下の通りです。
| 項目 | 無料プラン | 有料プランにすると |
|---|---|---|
| ドメイン | サービス名入りのURL(例:例)wix.com/mysite) | 独自ドメイン(例:mysite.com)が使える |
| 広告表示 | サービスのロゴや広告が強制表示される | 広告を非表示にできる |
| 容量・ページ数 | 制限あり | 上限が緩和・撤廃される |
| メールアドレス | 独自ドメインのメールは作成不可 | 〇〇@自社ドメインのメールが作成できる |
| 使える機能 | 基本機能のみ | ネットショップ機能や予約機能など拡張機能が使える |
| アクセス解析 | 制限あり | 詳細な解析ツールと連携できる |
Wixの場合、無料プランでは ○○.wixsite.com/○○ 形式のURLとなり、独自ドメインの接続やWix広告の非表示には有料プランへのアップグレードが必要です。Google Analyticsも無料プランでは利用できません。
STUDIOもFreeプランは月額0円ですが、独自ドメインでの公開やStudioバナーの非表示は有料プランで提供されています。現在はMini・Personal・Businessなど複数の有料プランがあります。
つまり、「独自ドメインで本格的に運用したい」「広告を消したい」「ネットショップなど本格的な機能を使いたい」といった段階になると、有料プランへの切り替えが必要になる、というのが一般的な流れです。
ちなみにWordPressも本体は無料ですが、サーバーやドメインの契約費用は別途かかるため、「完全に無料でホームページを持てる」というサービスは基本的にないと考えておくとよいでしょう。
ホームページ作成サービスのメリット
1. 専門知識がなくてもすぐに始められる
ドラッグ&ドロップでパーツを配置するだけでデザインが完成するため、パソコン操作に不慣れな人でも直感的にホームページを作成できます。
2. サーバー管理やセキュリティ対策が不要
サーバーの契約や運用、セキュリティアップデートなどはすべてサービス提供会社が担ってくれるため、利用者が意識する必要はほとんどありません。
3. デザインの完成度が高い
プロが作成したテンプレートを使えるため、知識がなくても一定水準のデザインには仕上がりやすいのが特徴です。
ホームページ作成サービスのデメリット
1. デザイン・機能のカスタマイズに限界がある
用意されたテンプレートや機能の範囲内でしか作成できないため、「もっとこうしたい」という細かい要望に対応しきれないことがあります。
無料プランでは独自ドメインを利用できなかったり、サービスの広告やロゴが表示されたりする場合があります。
2. 他サービスへの引っ越しが難しい
多くのサービスは独自のシステムでページを構築しているため、他のサービスやWordPressへそのままデータを移行することができず、乗り換えの際は作り直しが必要になるケースがほとんどです。
3. 月額費用が継続的にかかる
無料プランは機能や独自ドメインの利用に制限があることが多く、本格的に使うには月額料金のかかる有料プランへの加入が前提になりやすい傾向があります。
WordPressとは?
WordPressは、世界中で利用されているオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)です。
ホームページが作成が無料で利用できるソフトです。
ブログだけでなく、企業サイト、店舗サイト、ポートフォリオ、メディアサイトなど、さまざまなホームページを作成できます。
WordPress自体は無料で利用できますが、一般的にホームページを公開するには、
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
を用意します。
さらに必要に応じて、有料のWordPressテーマやプラグインなどを利用します。
WordPressの仕組みや特徴について詳しく知りたい方は、こちらの記事で初心者向けにわかりやすく解説しています。

WordPressのメリット
1. デザイン・機能の自由度が非常に高い
無数のテーマやプラグインを組み合わせることで、企業サイト、ブログ、ECサイト、予約サイトなど、あらゆる用途に対応できます。
2. SEO対策がしやすい
タイトルタグやパーマリンクの最適化、内部リンク構造の調整など、SEOに関わる設定を細かくコントロールできます。情報量も豊富なため、対策方法を調べやすい点も強みです。
3. データの引っ越し・移行がしやすい
自分でサーバーを契約して運用する形式のため、サーバー移行やシステムの入れ替えを行っても、データを保持したまま引き継ぎやすいという特徴があります。
WordPressのデメリット
1. セキュリティ対策を自分で行う必要がある
世界的にシェアが高いため攻撃対象になりやすく、不正アクセスやプラグイン経由のウイルス感染リスクがあります。管理画面のパスワードを簡単なものにしていると、被害に遭う確率はかなり高くなるため注意が必要です。定期的なアップデートや強固なパスワード設定など、継続的な対策が欠かせません。
2. 保守・運用の手間がかかる
WordPress本体やプラグインのアップデート対応、表示速度の管理、プラグインの取捨選択など、「作って終わり」ではなく継続的なメンテナンスが必要です。
3. 導入・運用にある程度の知識が必要
基本操作は直感的ですが、細かいカスタマイズにはPHP・HTML・CSSなどの知識が求められる場面があり、初心者にとってはハードルに感じられることもあります。
どちらを選ぶべき?タイプ別の判断基準
ホームページ作成サービスが向いている人
- ごく短期間のイベントページやキャンペーンページなど、一時的な利用が目的の場合
- ホームページを持つこと自体が目的で、更新や拡張の予定がほとんどない場合
- サーバー管理やセキュリティ対策に一切手間をかけたくない場合
WordPressが向いている人
- とりあえず作って終わりではなく、事業とともにサイトを育てていきたい
- SEOに本格的に取り組み、検索からの集客を増やしたい
- デザインや機能を自由にカスタマイズしたい、将来的に変更したい
- ある程度の運用・保守の手間をかけられる、または外部委託できる体制がある
- ネットショップや予約システムなど、機能を後から追加する可能性がある
なぜWordPressが選ばれるのか

比較するとホームページ作成サービスの方が使い勝手が良さそうなのに感じるけど、なぜこんなWordPressが選ばれてるの?

確かにホームページ作成サービスは、安価に始められて、操作も簡単、セキュリティ対策は運営会社任せ、スマホ対応も自動、公式サポート窓口もあるから、一見ホームページ作成サービスの方がいいんじゃない?と思いがちです。
『それでもなぜWordPressが国内シェア8割以上も占めているのか!』を説明していくね。
1. 「始めやすさ」と「育てやすさ」は別物だから
ホームページ作成サービスの使いやすさは、あくまで「立ち上げ時」の話です。
事業が成長し、機能を追加したい、デザインを大幅に変えたい、ページ数を大きく増やしたいといった段階になると、サービス側が用意した範囲内でしか対応できないという壁にぶつかります。
WordPressは最初の学習コストこそかかりますが、その後の成長に合わせて柔軟に拡張できるため、長く使うほど「作り直し」のリスクが小さくなります。
2. 「サービス側がやってくれる」は「自分でコントロールできない」の裏返しだから
セキュリティ対策やレスポンシブ対応を運営会社が代行してくれるのは便利な反面、細かい調整や独自の対応をしたくても、サービス側の仕様を超えることはできません。
例えば「このページだけ特殊なデザインにしたい」「このセキュリティ設定を独自に強化したい」といった要望に応えられないのは、事業規模が大きくなるほど不便に感じられる点です。
WordPressは手間がかかる代わりに、あらゆる部分を自分たちの意思でコントロールできます。
3. データが「サービスに閉じ込められる」リスクがあるから
ホームページ作成サービスで作ったサイトは、多くの場合そのサービス専用の形式で保存されており、他社サービスやWordPressへ簡単に引っ越すことができません。
万が一サービスが終了したり、大幅な値上げが行われたりした場合、それまで蓄積したコンテンツやSEO評価を丸ごと失うリスクがあります。
WordPressはデータを自分の管理下に置けるため、こうした事業継続上のリスクを避けられます。
4. 本格的なSEO・集客には自由度が必要だから
公式サポートやテンプレートの手厚さは初心者には心強い一方、URL構造や表示速度、構造化データといった、検索順位に影響する細かな部分まで踏み込んで対策したい場合、サービス側の仕様上の制約が壁になることがあります。
集客を本気で考える事業者ほど、自由に調整できるWordPressを選ぶ傾向があります。
5. 制作会社・エンジニアの「対応できる人」が圧倒的に多いから
国内シェアが高いということは、それだけWordPressに対応できる制作会社やフリーランスのエンジニアが多いということでもあります。
担当者の変更や制作会社の乗り換えが必要になった場合でも、WordPressであれば次の依頼先を見つけやすいという安心感があります。
一方、マイナーなサービスや特定のツールに特化してしまうと、対応できる人材が限られ、いざという時に困る可能性があります。
ホームページ作成サービスの使いやすさは「今すぐ・簡単に」という短期的なニーズには非常によくマッチしています。
しかし、事業の成長や長期運用、データの主導権、本格的な集客対策といった中長期的な視点で見ると、多少の手間をかけてでも自由度と継続性を確保できるWordPressの方が、結果的に選ばれやすくなっていると考えられます。
まとめ
ホームページ作成サービスは、短期的・限定的な用途であれば十分に選択肢になりますが、「事業の顔となるホームページを長く育てていきたい」と考えるなら、WordPressを選んでおく方が安心です。
初期段階では多少の学習コストがかかるものの、デザインの自由度、SEO対策のしやすさ、データの引き継ぎやすさ、そして国内での圧倒的な情報量・サポート実績を考えると、長期的に見て後悔しにくい選択と言えます。
「最初は簡単だから」という理由だけでサービスを選び、後から「もっと自由に作り変えたい」と感じて結局作り直すことになるケースも少なくありません。
迷った場合は、まずWordPressでの制作を検討してみることをおすすめします。
WordPressでホームページを作ろうと考えている方は、次に「レンタルサーバー」について知っておきましょう。
「レンタルサーバーって何?」「なぜWordPressにはサーバーが必要なの?」という方に向けて、次の記事で初心者にもわかりやすく解説しています。


